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双極性障害サバイバル

双極性障害と共に生きる40男が色々と情報を発信していくブログです。

Phaさんの「しないことリスト」を読んで、自分のしないことリストを作ってみた

 こんばんは。ひろあきです。

 

 先日、Phaさんの「しないことリスト」という本を読みました。この本では、36個の「しないこと」を「所有しないリスト」「努力しないリスト」「自分のせいにしないリスト」「期待しないリスト」の4つに分けて、それぞれPhaさんが解説していくというスタイルを取っています。

 

 自分はまあ、双極性障害が悪化して会社を退職して以来、色々な呪縛が解けて、「〇〇しなければならない」というのはあまりないので、この本はもしかしたらあまり役に立たないかなと思っていました。

 

 しかし、本を読んでみると自分もまだまだ「〇〇しなければならない」という呪縛にとらわれていることがわかったので、Phaさんの「しないことリスト」を元に自分のしないことリストを作ってみました。

 

自分版しないことリスト

お店に行かない

 本の中では「買い物をしない」になっているのですが、自分は買い物が好きなので、買い物をしないにはできませんでした。

 

 ただお店に行くと、それほど必要性の高くないものでも欲しくなったり、手持ちの現金がないのに買ってしまったりするので、必要な物を買うとき以外はお店に極力行かないようにしたいと思います。

 

 これについて本の中ではこう書かれていて、確かにと納得してしまいました。

 この消費社会では、人の欲望をうまく煽ってなんとかモノを買わせようとするテクニックがとても発達している。

 広告とかショッピングモールとかは人の欲望を煽って人にモノを買わせるプロだから、あまりそういうテクニックに踊らされてはいけない。

 

 また今は必要な物も、Amazonなどのネットで調達できるので、できる限りネットでの調達を心がけるようにします。

睡眠を削らない

 この本の中では、水木しげる氏と手塚治虫氏、石ノ森章太郎氏の睡眠についての話が出てくるのですが、その話が強烈過ぎます。徹夜続きだった手塚、石ノ森氏が60歳という若さで亡くなったのに対して、どんなに忙しくても10時間の睡眠時間を確保していた水木氏は93歳まで生きたのです。

 

 自分は5〜6時間は寝ているのですが、もっと早く寝て最低でも7時間は睡眠時間を確保しようと思いました。

成功も失敗も全て自分のせいにしない

 この本の中では、自己責任は50%であるという主張がされています。ここでの自己責任は失敗だけではなく、成功についてもそうだということです。つまり、成功したことも努力や能力のおかげだけではなく、半分は環境や運が良かったせいだということです。

 

 自分もこの自己責任50%論に従って、失敗しても自分を責めすぎず、成功しても慢心すること無く、日々を過ごしていきたいと思います。そしてそれは他者への優しさへもつながると思います。

孤立しない

 この本の中でもこう書かれています。

 まあ、「働く」とか「家族を作る」とか、社会の多数派の生き方にうまく順応できない人間はやっぱり生きていく上でいろいろ不利だ。

 だから、そういう人間こそ集まったりネットワークを作ったりすることが重要だと思っている。

 幸い、今は家族とも良好な関係を保ち、友人や仲間にも恵まれていますが、今後は今まで以上に複数のネットワークを意識して作っていこうと思います。

他人と比較しない

  自分はつい人と比較することを無意識のうちにやってしまっていることがあるので、人は人、自分は自分ということを意識して、気にしないようにしていきたいと思います。

突き詰めない

 どんな素晴らしい思想でも、原理主義は行き詰まりやすい。

 だから、理想を持つのはいいけど、ある程度のところで諦めたり妥協したりする「いい加減さ」があったほうが、物事はうまくいくものだ。

 自分は自分で決めたことに拘泥するところがあるので、いい加減さを持って柔軟にやっていこうと思います。

すぐにブログ記事を書かない

 本の中では「すぐに決めない」になっています。自分は物事を即決断することは基本的にはいいことだと思っています。

 

 しかしこの項の中でアイデアを出す時の5段階のやり方というのが、紹介されていてそれがとても参考になりました。

1.資料を集める

2.集めた資料を読み込む

3.調べたことを完全に忘れて別のことをする

4.そうするとふとしたときにアイディアが降りてくる

5.思いついたアイデアを実現可能なように調整する

 この5段階のうち、3段階目の完全に忘れて別のことをするというプロセスが特に重要とのことで、実はこの記事も本を読んですぐ書いたわけではなく、数日たってから書いています。

 

 という訳で、ほんとにすぐ書ける記事は除いて、本の感想などの記事は少し”寝かせて”から書くようにします。

 

この本の中で印象に残った箇所をご紹介

 以上7つが自分のしないことリストなのですが、折角の機会なので、その他にこの本を読んで、特に印象に残った箇所をご紹介します。

 

頑張ることについて

「がんばるのは無条件でいいことだ」という精神論をまず捨てよう。がんばることもいいけど、それよりも一番いいのは「がんばらないでなんとかする」ということだ。

 自分だけではなく、とかく日本人は頑張れとか頑張るといいますが、これが日本人を追い詰めていると思います。効率を上げていくことで、頑張らなくてもいい世の中にしていけたらいいですね。

 

「こんなにがんばってるから報われなきゃおかしい」と思ってはいけない。がんばるかどうかと報われるかどうかは別問題だからだ。

 これも言われてみれば、当たり前の話ですが、頑張る→報われると思ってしまいがちですね。こういう思考回路ができてしまったのは、子供の頃からの「頑張る教」の洗脳があるからだと思います。

 

 頑張っても報われるとは限らないのですから、頑張るという有限のリソースはいざというときまで温存しておくべきなのでしょうね。人生では頑張らなくてはならない場面も必ずあるのですから。

 

努力も環境の産物

 だけど、正義や平等の問題について深く考えたジョン・ロールズという哲学者は、「『努力ができる』という能力も恵まれた環境の産物だ」と言う。

 この本の中で、一番衝撃的だった一文です。世の中の努力しない人とみなされている人の中には、「努力ができる」能力に乏しい人もかなりいるということですよね。

 

 このことからすると、今の世の中のいわゆる自己責任論など、吹き飛んでしまいますね。特に世の中の環境を良くすることを担っている政治家・官僚の人たちはよく考えて、「努力ができる」という能力を世の中の人の大半が身につけられるようにして欲しいと思います。 

 

損切りの重要性

 失敗をした場合に、今までに注ぎ込んできた時間やお金を惜しがって、惰性でそこにお金や時間などの資源を投下し続けてはいけない。

 できるだけ早く切り上げて被害を最小限にするのが大切だ。それは投資に限らず、人生の何に対しても適用できる原則だろう。

  実は今もう1つブログをやっているのですが、そちらの方が収益化に失敗してしまっているんですよ。で、どうしようかと思っていたのですが、これを読んでそちらのブログは諦めることを決意しました。

 

 ブログなのでお金はかかっていないのですが、そのブログに時間を投入するくらいならこのブログに時間を投入したり、本を読んだり映画を観たりするほうが有意義ですよね。

 

 こういう気づきを得ることができるのも、読書の醍醐味ですね。

 

最後に

 この「しないことリスト」は、現代日本人の〇〇しなくちゃならないという呪縛を解いてくれる魔法の本だと思います。自分はこの本を定期的に読み返して、呪縛を解いて、自分のしないことリストをアップデートしていきたいと思います。それではまた。

 

 

しないことリスト

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