こんばんは。ひろあきです。
今日は双極性障害の自分が処方されている薬をご紹介しますね。やっぱり双極性障害の人間がやってるブログだから、たまには双極性障害のことも話題にしないとならないかなぁと思いましたので。決してブログのネタ切れという訳じゃありませんからね。
エビリファイ
まずはメインで処方されている薬エビリファイから。このエビリファイは非定型抗精神病薬と呼ばれる新しい薬で2006年から発売されています。当初は統合失調症の治療薬として開発されましたが、双極性障害にも用いられるようになった薬です。
通常、双極性障害には気分安定薬と呼ばれる薬が処方されるのですが、自分の場合はこの気分安定薬が処方されず、エビリファイを気分安定薬として使っています。
以前はデパケンRという気分安定薬を処方されていたのですが、それの効果がいまいちだったこともあり、エビリファイが処方されるようになりました。当初は1日3mgでしたが、今は6mg飲んでいます。
エビリファイが処方されてからは躁状態が以前よりはコントロールできるようになり、それに伴って気分の波自体がおだやかになりました。
良かった点だけではなく、デメリットもありました。第1にアカシジアという副作用が出たことです。アカシジアとは、足がむずむずして座ったり横になったりすることができなかったり、じっとしていられず歩き回りたくなるといった症状が出るものです。
直接命に関わる副作用ではないのですが、このつらさは副作用が出た人じゃないとわからないものなので、自分の場合は主治医に相談してアカシジア止めの薬を処方してもらいました。それは後ほどご紹介します。
第2に直接の因果関係は不明ですが、血糖値が上昇しました。なぜ因果関係が不明と書いたかというと、自分は糖尿病なのでそのせいで血糖値が高いのかもしれないからです。でも、エビリファイの副作用の中には血糖値上昇があるので、自分の血糖値の高さは糖尿病+エビリファイの副作用かもしれません。
それでもメリット・デメリットを天秤にかけると、やはりメリットのほうが大きいと考えているので、今後もエビリファイのお世話にはなると思います。
アモキサン
アモキサンは三環系抗うつ薬と呼ばれる、昔から使われている抗うつ薬です。1980年に発売されたそうです。
比較的早く効果が出ることと、三環系抗うつ薬の中では比較的副作用が少ないということで処方されているものと思われます。今は1日20mg飲んでいます。
昔同じ三環系抗うつ薬でもトフラニールという薬を処方されていた時は、口の渇きやめまいという強力な副作用に苦しめられていました(その時は処方されていた量も半端ではなかったのですが)が、アモキサンではほとんど副作用を意識したことはないです。しいて言えば、眠気くらいでしょうか。
ところでお医者さんによっては双極性障害の患者には抗うつ薬を処方しないという方もいらっしゃるようです。躁転を恐れてのことだと思いますが、患者の立場としてはやはりうつ気味の時は抗うつ薬が欲しいですね。
ビ・シフロール
このビ・シフロールはもともとはパーキンソン病の薬だそうですが、「むずむず脚症候群」にも効くことがわかり、アカシジア止めとして処方されています。0.125mgというごく少量を飲んでいます。
これを飲んでからアカシジアはピタッと止まりました。頓服扱いで処方されているので、平日だけ飲んでいます。
結構副作用が多い薬のようですが、幸いにして自分には副作用は出ていないようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。自分は双極性障害で3種類の薬を飲んでいるのですが、皆さんが思っているより、少なかったですか?それとも多かったですか?
薬の効き目についてはあくまでも自分個人の感想ですので、双極性障害すべての人にこの処方が当てはまる訳ではありません。あくまでもひろあきはこんな薬を飲んでるんだなぁ程度にとどめておいて下さい。
それではまた。