こんばんは。ひろあきです。
今日ははてなブログのお題「好きなミステリー」ということで、自分が好きなミステリー作家とオススメ作品をご紹介したいと思いますよ。
京極夏彦
まずは京極夏彦さん。約20年ほど前に百鬼夜行シリーズ『姑獲鳥の夏』が出版された時には、その分厚さに圧倒されつつも当時の自分は夢中になって読んだものです。
自分がオススメなのは、そんな百鬼夜行シリーズの第4作目である『鉄鼠の檻』です。箱根の山奥の寺院を舞台に巻き起こる連続殺人事件。とにかくどんどん引きこまれていきます。
大沢在昌
大沢在昌さんといえば、自分の中では「新宿鮫シリーズ」の人というイメージしかありません。新宿鮫、とにかくかっこいい!
そんな新宿鮫シリーズの中でも自分が特に好きなのが、『炎蛹―新宿鮫5』です。オープニングからしてかっこ良すぎです。また、イラン人犯罪組織と中国人犯罪組織の抗争、外国人娼婦の連続殺人、ラブホテルの連続放火と事件が立て続けに起こり、それが絡み合っていくのを、新宿鮫こと鮫島警部が解決していくのがとても面白いです。
夢野久作
夢野久作は中短編も面白く、独特の世界観に引きこまれてしまいますが、やはり代表作として『ドグラ・マグラ』をおすすめしない訳にはいかないでしょう。
読むと精神に異常をきたすというデマも流れたほどの怪作ですが、まあそんなことはないです。って精神障害者の自分が言っても説得力ないですね、はい。
一番うれしいのは夢野久作の作品はほとんどの作品が無料で読めることです。この機会に是非読んでみて下さい。
江戸川乱歩
最後に日本ミステリー界の巨星、江戸川乱歩をご紹介したいと思います。って、江戸川乱歩知らない人いないですよね。
非常に数多くの作品を残している乱歩ですが、オススメなのは短編作品です。『二銭銅貨』『人間椅子』『赤い部屋』『鏡地獄』『押絵と旅する男』が特にオススメです。
じゃあ、長編で面白いものはと聞かれた時にオススメしたいのが、『孤島の鬼』です。この作品は絶対に実写映像化不可能なので、是非本を読んで楽しんで下さい。
江戸川乱歩は今年著作権が消滅したので、青空文庫などで読める作品も登場してきましたが、まだまだ数が少ないのが現状です。上記でご紹介した作品が全て読める作品集をご紹介しておきますね。
まとめ
以上、オススメの作家さんとオススメ作を非常に簡単ではありますが、ご紹介しました。個人的には夢野久作はもっと読まれてもいいような気がしますよ。『ドグラ・マグラ』是非チャレンジしてみてくださいね。
それではまた。