こんばんは。ひろあきです。
昨日、作業所の帰りに映画を観てきました。観てきた映画がこちら。
Twitterのフォロワーさんで映画好きの方がいるのですが、その方が絶賛していたこともあって、半年ぶりくらいに映画館で映画を観てきました。今日はこの『日本で一番悪い奴ら』について、記事を書きますね。
あらすじ
おおまかなあらすじは以下のとおりです。
大学時代から馴らした柔道。その腕っ節の強さを買われ、北海道警・刑事となった諸星要一(綾野剛)。強い正義感を持ちながらも、うだつの上がらない日々を過ごしていた。ある日、署内随一の凄腕刑事・村井(ピエール瀧)から刑事の”イロハ”を叩き込まれる。
それは「刑事は点数。点数稼ぐには裏社会に飛び込み、S(スパイ)をつくれ。」というものであった。言われるがままに”S"を率い、規格外の捜査に突き進む諸星だがーー。
(出典:http://www.nichiwaru.com/)
この映画、実際に北海道警で2002年に発覚した、通称稲葉事件を元にしています。映画を観た後にウィキペディアを読むと更に楽しめますよ。
で、どうだった?
結論から言うと、綾野剛さん演じる諸星がどんどん暴走していくのがとても面白く、約2時間の上映時間があっという間でした。
前半は諸星たちの快進撃が続き、観ていて非常に爽快感があるのですが、後半は一転歯車が狂い出して重苦しくなっていきます。
それにしてもこの『日本で一番悪い奴ら』というタイトル、映画を観る前は諸星とS(スパイ)たちのことを指しているのかと思っていたのですが、実は北海道警や日本の警察機構を暗に指しているのかもしれません。
とにかく諸星の上司たちもめちゃくちゃで、こんな上司の下では諸星も悪に手を染めざるを得ないなという感じです。
また、覚せい剤中毒者の描写がリアルで、それを観るだけでもこの映画の価値があります。
映画公開直前に北海道警で…
映画公開直前の2016年6月22日、映画の舞台となった北海道警でこんな事件が発覚しました。
北海道警本部の警察官が薬物捜査に関連して供述調書を捏造(ねつぞう)し、捜査情報を漏らしたとして、道警監察官室は22日、証拠隠滅と地方公務員法(守秘義務)違反の容疑で、薬物銃器対策課の警部補早坂洋平容疑者(38)=札幌市西区発寒=を逮捕したと発表した。
容疑を認め、「家族や同僚に迷惑をかけ申し訳ない」などと供述しているという。
逮捕容疑は2015年4月9日ごろ、覚せい剤密売を仲介していた男と共謀し、供述調書を捏造した上、仲介者に捜査情報を漏えいした疑い。
(出典:時事通信)
この記事の中に出てくる、「覚せい剤密売を仲介していた男」というのがS(スパイ)です。まるで映画の宣伝の為のような、逮捕ですね。
まとめ
上映期間が7月中旬くらいまでらしいので、とにかく早めに映画館へ行って、是非観て下さい。ちなみに、エッチなシーンが多めのためかR指定(15歳未満はダメ)なのでご注意を。
それではまた。